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「大都会東京」

昔そんな言葉で表現された日本国の首都。その言葉の裏にはたくさんの意味が含まれている。それはそこに多くの人が関わり、多くの人が夢と希望を求め、またある人は絶望と苦悩に悩まされる。そんな人間模様を全てがこの「大都会東京」という言葉の中に含まれている。だからこそ、魅惑的でまた新たな人を惹きつける。


そんな私も高校時代、強烈に「東京」というものに憧れた一人だった。どんな手をつかってもいい、とにかく東京に行きたいと願った。そして勉強に励み、東京の私立大学に合格。あと一歩で東京へ進出できる!!そう思っていたのですが、結局は地方の大学に進学となった。(国立で学費が安いからという強烈な親の一言で確定)

正直私はそのころ「都落ち」な気分だった。普通都落ちというと言葉そのものが表すとおり「都にいられなくなって離れること」を表しているので、そもそも自分は都になんかいなかっただろ!!って突っ込みはまぁこの際抜きにして、とにかく東京に行けなかった無念さだけが残っていた。


さて、そんな夢であった東京に今現在私は住んでいる。子供のころの自分の夢は達成したという意味では感慨深いが、当初自分が思い描いていた「東京」とまた異なる「東京」が私の目の前には広がっていた。

それは「殺伐とした東京」。そう、そこに人が「生きている」という実感のないなんとも形容しがたい街がそこにはあるのです。なんというか、「地に足がついていない」というか「ふわふわしている」というか。。。

そこには人が住み、そこで生活し、そこで働き、そこで育ち、成長していく。
そんな「人の息吹」みたいなものが感じられないのだ。

考えてみればそれは仕方がないのかもしれない。極限までに資本主義を発達させ、そのシンボルが「東京」である。資本主義の原則は「より多くのものをより安く」効率化至上主義であり、その考えはモノやサービスの隅から隅までいきわたり、都市という大きな集合体にまで影響を与えるようになったということだ。

経済的機能を特化する形で国の中心に集める、いや結果として効率化を求めると集まってくるといったほうがよいかもしれないが、そうこうするうちに、東京の中心から人が消え、どんどん郊外に離れていった。世に言うドーナツ化現象であるが、ようは住まう場所と育て成長する場所、そして働く場所がバラバラになってしまったということだ。

結果として「働くだけの街」と「寝るだけの街」。なんだか殺伐としているのも理解できるというものだ。


そんな殺伐とした東京。そんな大都会で私はこの前「ヤンキー」を見つけた。「ヤンキー」という言葉を久しぶりに使ったように思う。
それくらい「ヤンキー」は絶滅危惧種なのだと思う。東京ではもうほとんど見かけなくなったといってもいい。

私はそんな「ヤンキー」をみてなんだかうれしくなった。というのも彼らの会話が今の東京にないと思われていた「地に足がついた感」があるからだ。
「あの店のチャーシューうめ〜よな」「何ってるんだよ〜あっちのほうがうまいって!」会話はたわいもないことを、オレこそが正しいといわんばかりに大きな声で話をしている。まるで、自分の強さを証明するかのように。

が、しかしお店の名前がことごとく「ごく近場」のはなしなのだ。せいぜい2,3キロ圏内の話。この話をきいて、彼らがいかにこの街に住まい、根をはり、この街を愛し、生活をしているかが私にはじわっと伝わってくる。さざなみのようにじわっと。

思うに「ヤンキー」という種族は、そこに住み、そこで生活し、生きている状況が作られないと決して生まれない種族だと。なぜならば、学ぶ場(学校)と生活する場(家)が離れてしまっては、いつもいつもツルム(一緒にいる)ことができないから。どうしても物理的距離というものができるからだ。一緒にいるということは、当然共通するコミュニケーションができるというわけで、だからこそのあのヤンキーの連帯感というものがでてくるのだと思う。

「ヤンキー」がいるということは、その土地が土地として人が住んでいる、生活している「活力」があるからこそ発生しているのであって、人が住んでいない街には決して存在ができない。「ヤンキー」はその土地の「活力」のバロメーターなのだ。

そんな意味で、東京もまだまだ捨てたものではないなぁ〜と感じた
そして同時に、もっともっとそこに人が住まう街というものが東京中に広がったらよいのにとも思った。
そう、江戸時代の世界最大の都市「江戸」のように。。。

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<次の題名募集>

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先着1名様、「あなただけ」の文章を書かせていただきますので、どしどしご応募ください。

ちなみに、簡単なルールがありまして、

・題名はしりとり形式で進む(今回であれば「し」から)
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 (その時点で終わってしまうので。ああ、もうやめろってことねって悲しくなりますのでやめてください(笑)

です。それではご応募お待ちしております。