「宿命」と「運命」の違いとは?

皆さんこんにちは。くぼみちです。

本日のお話は「宿命」と「運命」の違いについてです。

そもそもこの「宿命」と「運命」という言葉、よく同じような意味で使われていることがありますが、私は、まったく異なるものと考えています。

まず「宿命」とは?漢字を読むと、宿る命と書きますが、宿ってしまうためにコレこそ「変わらないもの」だということができます。

そう、宿命とは「生まれる前から既に決まっていたもの」ということができます。

宿命の主なものとして、

性別
両親
生まれた年
生まれた土地(国とか地域とか)
体形
骨格
身長

などなどが上げられます。

これからは決して変えることができないものであり、こういったものを「宿命」というわけです。

 
それに対して、運命とは?運命も漢字を読んでみるとわかることですが、「運ぶ命」ということで、我々が一般的に思っているように動かない、変わらないものではなく「可変のもの」ということができます。

言い換えると、

「変わらないものと感じるが、実は可変で変えることができるもの」

と言い表すことができます。

例えば、

両親との関係(両親は変えられないけれど、その両親とどんな関係性を持つかは変えることができる9
職業(当然ながら変えられる)
居住地(生まれた土地は変えられないが、これから住む場所は変えられる)
ライフスタイル一般

などなど。

一見変えられそうにないもののように感じるが、実はよーーーく考えると変えられるなんてことが多かったりします。

で、ここで大切なことは、

「宿命」と「運命」を区別化して、「運命」を変えていくように心がけること

だったりします。こう書いてしまうと、「当たり前のことだろ〜」なんて声が聞こえそうですが、人をよく観察しているとこの逆をやっている人が実に多いと感じます。つまり、「宿命」を変えようとして「運命」を変えないということです。

コレってホント辛いですよ。もうそれはそれは大変なエネルギーを費やしているにも関わらず、まったく変化しないわけですから。

是非一度このことを考えてみてください。
しっかりと区別化して「運命」を変えるほうに意識やエネルギーを集中させてみてください。
きっとアナタの人生が変わりますよ〜