『む』かではどうやってたくさんの足を動かしているのか?

「むかでさん、どうやってたくさんの足をうごかしているの?」

「そんなん、知らんよ!足が勝手に動くんだよ。」

きっとそういうんでしょうね。あのときの私に教えてやりたいです。


「うわ〜スゴイ!何本あるんだろう?」

子供のときに始めてむかでを見た私の感想です。とにかくたくさんある足が規則正しく動き、しかもかなりの歩みの速さで進むさまを見て、私は驚きました。で、「足、何本あるんだろう?」という疑問が。。。捕まえて一本ずつ足を数えてやろうと思ったのですが、すぐさまそんなこと忘れてしまいました。それは、弟が「兄ちゃん、ファミコンやろうぜ!」という声を聞いたからです。こうやってテレビゲームって子供の想像力をうばっちゃうわけですよね〜


さて、私のかわいい子供時代のことやファミコンの話はおいておいて、むかでを漢字で書くと、「百足」と書きますよね?で、実際に100本足があるかどうかは私にはわかりませんが(数えるチャンスをファミコンに奪われたので)たくさんあるということは事実だと思います。

で、皆さんに質問です。「むかではどうやってたくさんの足を動かしているのでしょうか?」
これってあまり考えないことですが、考えてみればみるほど不思議なことですよね。

実はこういった不思議なことはほかにもたくさんあります。

例えば「馬」。馬はどうやって4本足で立ち上がることができるのでしょうか?コレ不思議ですよね。何せお母さんから産まれてすぐに4本足で立ち上がってしまうわけですから。人間の赤ちゃんにはそんなことできません。

そうやって書くと人間が劣っていると思ってしまうかもしれませんが、人間の赤ちゃんだってスゴイわけです。何せ大人が話している言葉を真似て、自分の思っていることをどんどん口にしていくことができるようになるからです。最初は「あぁ〜」とか「うぅぅ〜」とかしかいえなかったものが、チョットするとすぐに言葉を話すことができるようになるわけです。あまりにも当たり前のことなのでまったく疑問に思いませんが、改めて考えてみるとコレってスゴイことですよね〜

で、大人になった私は考えるわけです。「むかではどうやってあんなたくさんの足を動かしているのだろうか?これを知ることができたとしたら、きっとほかのことにも応用が利くぞ!おお、これはスゴイ!!」なんて。よこしまですよね。

がしかし結論から言うと「そんな方法なんてない」が正解だと思います。

そもそも何かができるようになるってことは、「こうやればうまくいくよ〜」的ないわゆるノウハウでなんとかできるものではないのです。石川遼君がゴルフやっているところをテレビで見たからといって同じようにゴルフだできるようには「絶対にならない」ということと同じです。当たり前ですよね。

もしむかでに「どうやってそんな多くの足を規則正しく動かしているの?」なんて聞いたらどうなるでしょうか?

「お〜それはな。。。一本目の足を動かしてその後・・・・」

といって足が絡まってしまうでしょう。丁度緊張した卒業式の子供のように。同じほうの足と手が同時に動いちゃってね(爆)

そういうわけで、結局いえることは、

「どうやったらうまくいくか?はおいておいて、まずはやってみること」

これが根本的な答えなわけです。やり方はともあれ、やり始めてみなければ絶対にできるようにはならない。これは疑いようのない真実です。

「まぁ、まずはやってみな!」

周りの子供にまずはそうやって言ってあげたいですね。それが人の才能を引き出すきっかけになればいいなぁ〜なんて思います。


「どうやったら文章が上手になりますか?」という質問を自分自身にしたときに、結局かえってきた答えは「まぁ〜まずはやってみな!」だったわけです。だからあんまり考えることなく、まずはお題を決めずに「しりとり」形式で文章を書いてみよう〜ってやってみたわけです。今日の文章は手前味噌でしたね。。(苦笑)